”もみの木”の木の下で・・・

社会医療法人 関愛会 リハビリテーションセンターもみの木(通所リハビリ)のブログ! 大分県は、大分市と豊後大野市から、在宅でのリハビリテーションの現状や、もみの木での日々の活動や成果をお伝えしていきます。

2014年07月

<坂ノ市病院>
●坂ノ市リハビリテーションセンターもみの木 ●坂ノ市病院訪問リハビリテーション事業所 ●坂ノ市メディカルフィットネスジムABIES 
<こうざきクリニック>
●こうざきデイケア・リハビリテーションセンターもみの木 ●こうざきクリニック訪問リハビリテーション事業所
<大東よつば病院>
●大東リハビリテーションセンターもみの木
<三重東クリニック>
●三重東リハビリテーションセンターもみの木

もみの木 活き生きリハ☆チャンネル
https://www.youtube.com/@rehabilitation-mominoki

麻痺側の手で字を書きたい!

高校生の作業療法体験の際に作ってくれていたものが形となりました。作業療法士さんが、作ってくれた自助具です。
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聞き手交換もできており、左手でうまく字を書けますが、右手で書きたいというご希望からこんな自助具が完成しました。
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実生活で実用的かどうかは別として、ご利用者様の気持ちに答えて、まずはやってみるというスタンスが単純にあきらめないことにつながります。難しいとわかれば、ご利用者様自身が自己選択してくれると思います(^-^)

手すりのない階段にチャレンジ

昨日の人生活き生き道場の外出プログラムは、臼杵石仏で行われている蓮まつりに行ってきました。駐車場から蓮の畑の中央に行くには、手すりのない階段を4段昇降しなければなりませんでした。こういう時こそ、日頃の練習の成果が問われるときです。
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過去にHさんは、段差昇降は手すりを持てば自立でした。屋外へ行き、手すりのない段差が数段あったときに、T字杖のみでは昇降できずに、介助しました。我々が介助するということは、家族と外出しても介助が必要になるということを想定しなければなりません。

そこからT字杖のみで、階段昇降の練習をし、見守りであれば可能なレベルまで達成しました。そのため、今回もその練習が活かされました。
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船に乗る目標のあるKさんは、手すりのない段差昇降は恐らく初めてであったでしょう。筋緊張から右麻痺側の反張膝が現れ、重心が後方にスライドしてしまいましたが、また練習してチャレンジしていただければと思います。
外出にセラピストが同行することで、できないことの発見やその後のリハビリテーションに繋がっていきます(^-^)
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麻痺があっても運動靴を履いてみよう!

平成26年4月から通い始めたKさん。金属支柱型短下肢装具を装着しています。発症から1年以上経過していますが、三ヶ月間で歩行速度TUGが15秒短縮と改善が見られました。三ヶ月間の目標は達成できましたが、まだ改善の余地はありそうなので、装具の検討を行っています。脳梗塞を発症する前に、履いていた運動靴を持ってきてもらいました。なぜ運動靴にこだわるか!?高次脳機能障害もあるKさんの、大洲体育館でトレーニングに通っていた頃の話になると顔色が変わるからです!目標も『以前行っていた大洲体育館のトレーニングジムに運動靴を履いて行ってみる』ということにしました。そのような目標を共有する事で、Kさんの意欲は変わり、自宅での生活の仕方にも変化が起きているようです。その人の生活背景を知り、その人らしいリハビリテーションがとても重要です。
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まずは運動靴でも歩けたという能力を感じてもらい、靴ひもなので自立して行うために、靴の検討も行っていきます。ただ歩ければ良いのではなく、障害を負ってもカッコ良く過ごしてもらいたいと思います。
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20分しかない個別リハビリですが、目標や目的を持っていれば限られた時間の中で何をすべきか、自ずとセラピストとしてできるプログラムを選定しなければなりません。自ずと他職種や家族と連携を図らなければ、生活に変化をもたらしていくのは、困難です。もみの木を利用して変わったと思っていただけるよう、関わっていきます。
無理だろうと思えばそこで終わりです。
あきらめてはいけません!

特別外出プログラム『うみたまご』

本日の人生活き生き道場は、特別外出プログラムで水族館のうみたまごへ!今回の特別外出プログラムには、新たなチャレンジに挑んだご利用者様が3名もいらっしゃいました!
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Kさんは、この人生活き生き道場に参加し、釣りにチャレンジ!そして先週のJRに乗るチャレンジ!そして今回のうみたまごと着々と活動範囲を広げています。先週お話ししたとおり、Hさんの支援もあり、一緒に楽しく行動されたようです。良い写真が撮れました!
このような外出を繰り返すことで、自信をつけていただき、ご家族さんと出掛けれたらと思います。
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もうひとりのご利用者様は、東京で商売をされていて、家族さんの都合で大分に引っ越してきて、知人もおらずに引きこもりがちだったご利用者様。当然身体能力も低下してきて、歩行も不安定になっていました。
商売をされていたこともあり、デイサービスの雰囲気は合わずに、もみの木への紹介がありました。

初めは近位見守りでしたが、馴れてくるにつれて歩行もしっかりされてきました。他のご利用者様にも見られているという自立心も高まったのかもしれません。うみたまごにも当然行ったことがなく、楽しみにしているとのことでした。帰ってきて感想を聞くと、良かった!また外出に参加したい!とおっしゃってくれました。


ご利用者様と関わるときに色んな目的があります。その目的を知って関わることがとても大事です。アプローチや声かけの仕方が変わってきます!今回も、少しでもご利用者様のお力になれて良かったです(^-^)
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高校生『作業療法一日体験』

大分県作業療法士協会主催の高校生を対象とした『作業療法一日体験』の受け入れを行いました。高校二年生の彼は、麻痺側の手に筆記用具を保つための自助具の作成を体験したようです。
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将来、作業療法士に興味を持ってくれるとありがたいですね~(^-^)
お疲れさまでした!
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