令和6年7月13日、今年度初めての特別外出プログラムは、「黒島で特別な思い出を作りませんか？」をスローガンに17名の方と、臼杵市佐志生の黒島海水浴場に行って来ました。
梅雨真っ只中のなか、連日天気予報は雨マークが付いており、当日の朝も雨が降っていましたが、出発直前に雨もあがり無事黒島海水浴場に向かう事が出来ました。
黒島には船で渡りますが、堤防から不安定な船に乗り込むという難題があります。「怖いなぁ」という声も聞かれましたが、もみの木最高齢の99歳のご利用者様を筆頭に、職員の介助の下、皆さん無事に船に乗り込み、潮風を浴びながらあっとゆう間に黒島海水浴場に上陸しました！
海水浴の前には、皆さんで準備体操をして海に出発です。今年度は4名の方が、海水浴を楽しまれました。
昨年「海で泳ぎたい」という目標を黒島海水浴場で、達成されたO様ももちろん泳がれ「気持ちいいなぁ」と昨年と変わらない様子で泳がれていました。
また海でしか行えない、水中運動(スクワット・ジャンプ)等を理学療法士と一緒に行いました。海で泳がれない方は、砂浜での歩行練習！砂浜は普段歩きなれない不整地ですが、気持ちが体を動かせていました。
14年振りに海水浴を楽しまれた方、足を海につけ夏を感じる方、休憩所で海を眺める方等、皆さん思い思いに海を楽しまれていました。
海水浴の後はお待ちかねのお弁当です。「外で食べると美味しいな」「海を見ながら食べるとか、贅沢やな」という声が聞かれ、普段もみの木では昼食を残される方も完食され、私自身「改めて、食べる環境も大切だなぁ」と再確認しました。
お弁当後のラムネも「久しぶりに飲んだ！」と美味しそうに飲まれていました。
そして、特別外出プログラム目玉企画！！スイカ割りです。今回のスイカは5月に苗を植え、水やりや草刈りを皆さんで取り組み、もみの木農園で収穫したスイカで行いました。
今回、特別外出プログラムに初めて参加したH様。H様はアルツハイマー型認知症があり、時折消極的な発言が聞かれていました。黒島にも以前同窓会で来ていましたが、「何十年と来ていない」とご家族様から話がありました。H様は黒島上陸後から、普段より歩く様子もスムーズになり、杖を使わずに歩かれ「懐かしいなぁ」と海を眺めながら話されていました。
そんなH様が「私にもやらせてください」と自らスイカ割りに立候補してくれました。
目隠しをして、棒を持って準備万端！！職員の声を頼りにスイカに向かって歩いてスタートです。「もう少し右」「まだ前」と、他ご利用者様から応援の声を受けスイカに向かって振りかざし・・・「惜しい！！」と一斉に声があがるほど大盛り上がりでした。
その後も何名かの方がスイカ割りに挑戦し、無事に割れたスイカを皆さんで美味しく頂きました。
今年は泳がれなかった方も、「来年も泳いでみたいなぁ」「その為にはリハビリを頑張らんとなっ」という声が聞かれ、私たち職員も嬉しい気分で黒島を後にしました。
今後も皆様に楽しんで頂ける計画を企画し、提供していきます。
Report by Y.Sato
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梅雨真っ只中のなか、連日天気予報は雨マークが付いており、当日の朝も雨が降っていましたが、出発直前に雨もあがり無事黒島海水浴場に向かう事が出来ました。
黒島には船で渡りますが、堤防から不安定な船に乗り込むという難題があります。「怖いなぁ」という声も聞かれましたが、もみの木最高齢の99歳のご利用者様を筆頭に、職員の介助の下、皆さん無事に船に乗り込み、潮風を浴びながらあっとゆう間に黒島海水浴場に上陸しました！
海水浴の前には、皆さんで準備体操をして海に出発です。今年度は4名の方が、海水浴を楽しまれました。
昨年「海で泳ぎたい」という目標を黒島海水浴場で、達成されたO様ももちろん泳がれ「気持ちいいなぁ」と昨年と変わらない様子で泳がれていました。
また海でしか行えない、水中運動(スクワット・ジャンプ)等を理学療法士と一緒に行いました。海で泳がれない方は、砂浜での歩行練習！砂浜は普段歩きなれない不整地ですが、気持ちが体を動かせていました。
14年振りに海水浴を楽しまれた方、足を海につけ夏を感じる方、休憩所で海を眺める方等、皆さん思い思いに海を楽しまれていました。
海水浴の後はお待ちかねのお弁当です。「外で食べると美味しいな」「海を見ながら食べるとか、贅沢やな」という声が聞かれ、普段もみの木では昼食を残される方も完食され、私自身「改めて、食べる環境も大切だなぁ」と再確認しました。
お弁当後のラムネも「久しぶりに飲んだ！」と美味しそうに飲まれていました。
そして、特別外出プログラム目玉企画！！スイカ割りです。今回のスイカは5月に苗を植え、水やりや草刈りを皆さんで取り組み、もみの木農園で収穫したスイカで行いました。
今回、特別外出プログラムに初めて参加したH様。H様はアルツハイマー型認知症があり、時折消極的な発言が聞かれていました。黒島にも以前同窓会で来ていましたが、「何十年と来ていない」とご家族様から話がありました。H様は黒島上陸後から、普段より歩く様子もスムーズになり、杖を使わずに歩かれ「懐かしいなぁ」と海を眺めながら話されていました。
そんなH様が「私にもやらせてください」と自らスイカ割りに立候補してくれました。
目隠しをして、棒を持って準備万端！！職員の声を頼りにスイカに向かって歩いてスタートです。「もう少し右」「まだ前」と、他ご利用者様から応援の声を受けスイカに向かって振りかざし・・・「惜しい！！」と一斉に声があがるほど大盛り上がりでした。
その後も何名かの方がスイカ割りに挑戦し、無事に割れたスイカを皆さんで美味しく頂きました。
今年は泳がれなかった方も、「来年も泳いでみたいなぁ」「その為にはリハビリを頑張らんとなっ」という声が聞かれ、私たち職員も嬉しい気分で黒島を後にしました。
今後も皆様に楽しんで頂ける計画を企画し、提供していきます。
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