”もみの木”の木の下で・・・

社会医療法人 関愛会 リハビリテーションセンターもみの木(通所リハビリ)のブログ! 大分県は、大分市と豊後大野市から、在宅でのリハビリテーションの現状や、もみの木での日々の活動や成果をお伝えしていきます。

きよかわもみの木

<坂ノ市病院>
●坂ノ市リハビリテーションセンターもみの木 ●坂ノ市病院訪問リハビリテーション事業所 ●坂ノ市メディカルフィットネスジムABIES 
<こうざきクリニック>
●こうざきデイケア・リハビリテーションセンターもみの木 ●こうざきクリニック訪問リハビリテーション事業所
<大東よつば病院>
●大東リハビリテーションセンターもみの木
<三重東クリニック>
●三重東リハビリテーションセンターもみの木

もみの木 活き生きリハ☆チャンネル
https://www.youtube.com/@rehabilitation-mominoki

3/19 きよかわもみの木 最終営業~今までありがとうございました~

2011年11月に豊後大野市清川町にある清川診療所に併設する形でオープンした、「きよかわリハビリテーションセンターもみの木」。2024年4月から豊後大野市三重町にある、三重東クリニックに併設する形で、「三重東リハビリテーションセンターもみの木」として、新たに出発するため、 本日、12年5カ月運営してきた清川もみの木は最終営業日となりました。
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開設当初から利用されているご利用者様もいらっしゃり、このきよかわもみの木を長らく見守ってくれていました。また三重東もみの木になってもご利用していただけるということで、ありがたく思います。
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三重東もみの木の新築の建物は完成し、あとは内覧会と新規オープンに向けての準備となります。内覧会は、3月29日(金)~3月31日(日)の3日間行わせていただきます。
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豊後大野地区ではあまり導入がない、レッドコードも導入します。身体機能のみならず、活動・参加までを想定し、その人のしたいことをあきらめずに応援するリハビリテーションを目指していきます。

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ひとまず、本日にてきよかわもみの木のストーリはこれで完結しますが、また新たに三重東もみの木としてのストーリを、ご利用者様・地域の皆様方・そして職員の含め、関わる皆様方が主役となる事業所を作り上げていきますので、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

Report by Kawano

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3/8 グランドゴルフ大会@きよかわもみの木

 きよかわもみの木では、3月8日にグランドゴルフ大会を行いました。一週間前に参加の募集を行い、3名のご利用者様が手を挙げてくれました。場所はもみの木近くにあるグランドです。
 当日は天気が良く、暖かい日となり、グランドゴルフ大会日和となりました。
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 当初は、3名のご利用者様と職員2名でゲームをする事になりました。まずは、ホールポストを組み立て、ポストとスタートマットの設置準備から始めます。 自主的にホールポストの組み立てをされて、組み立て方が分からない職員に「棒を伸ばして、旗を通すんでぇ。」と身振り手振りで教えて下さいました。

 数年前は、地域のグランドゴルフのチームに所属していたA様。参加人数の減少や腰痛と膝の痛みを感じる様になり、辞めてしまわれたそうです。『グランドゴルフを再開したい』という気持ちはありましたが、いざ参加してみようかと考えると、全ホールを回る為の体力と下肢の痛みに不安があり挑戦できずにいたそうです。

 その為、今回のグランドゴルフ大会を提案し、A様からの「挑戦したい」との気持ちを聞く事が出来たので、長期目標とする事にしました。実現に向けて3ヶ月間、体力作りの為、散歩の継続、腰痛予防体操、下肢筋トレに取り組み、当日を迎えます。
 腰に下げたマイボールで、ナイスショットを狙います。
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  B様は普段、外を歩行する際は杖を使用しています。しかし「今日は、杖は良かろう、クラブがあるけん。」と話され、もみの木に杖を置いて出発されました。ポストを持ち、設置場所まで独歩でふらつきなく安定された移動をする事が出来ていました。

 最近、もみの木をご利用するようになったC様。 久しぶりのグランドゴルフです。「足が弱ったきな、できるか分からんけど、しちみよう」と話され、参加を決意されました。C様は、普段杖歩行ですが、ポスト設置準備の際は、ふらつきなどみられず、設置場所まで安全に運ぶ事が出来ていました 。

 A様は、数週間前から楽しみにされており、 時間や参加人数を職員に聞き、時間内に終えられるようにルールを考えて来て下さいました。 スタートマットとホールポストの設置場所・距離を決め、メンバー全員へ説明をされ、一緒に準備をしました。

 ゲーム前は 全ホールを最後までプレーできるか不安と」話されていた皆様ですが、いざゲームスタートとなると、一打目は力強く思いっきりクラブを振り抜く事を、安定した姿勢で行うことが出来ていました。
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 1ホール目では「ボールが行き過ぎた」、「距離が短すぎた」と苦戦されていましたが、3~4ホール目になると、距離感や力加減のコントロールも出来、以前していた頃の感覚を取り戻されていました。

 ゲーム中は会話も弾まれ、他者交流を深める姿や普段、もみの木では見ることの出来ない、活き生きとした姿やハツラツとした姿がとても印象的でした。 誰一人としてリタイアすることなく、全ホールを最後まで周る事ができました。
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 5ホール目でのスコア発表後は、お互いに讃え合い、「久しぶりにして、楽しかった」「また、したいな」 との声が聞かれました。

 今回のグランドゴルフ大会では、ご利用者様の気持ちを知る事や挑戦する事の大切さを改めて学ぶことが出来ました。これからもご利用者様の「したい」「やってみたい」と思う気持ちに寄り添っていける支援を提供していきたいと思います。

Report by Fujiwara


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三重東もみの木移転に向けて活動プログラムを始めました!!

 きよかわもみの木では、ご利用者様が様々なことにチャレンジしていただけるように、1月22日より活動の時間を設定して取り組みを始めました。

 活動プログラムは、月曜~金曜まで曜日ごとに活動内容を変えて実施しています。活動内容は、月曜日は工作、火曜日は書道、水曜日は木工と園芸、木曜日は園芸、金曜日は活き生き教室を実施しています。 活動は自由参加で、興味のある活動にご利用者様自ら参加していただいています。

 今回は、木工と園芸と活き生き教室について紹介します。

 木工は移転先の三重東もみの木で使用する木製のベンチ作りを行っています。「昔は日曜大工とかやりよったけどなー」と若いころを思い出しながら作業される方や「わしはやったことないけど、やってみるわー」と挑戦する方など和気あいあいと取り組まれています。
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 園芸は、プランターにチューリップとビオラを植えました。花壇の土をプランターに入れ、たくさんのご利用者様と協力しながら、無事に植えることが出来ました。春には、三重東もみの木に置いて、きれいな花が咲くのを皆様楽しみにされています。
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 活き生き教室は、職員が司会をして回想法を行っています。回想法とは認知症の非薬物療法の1つです。写真や会話を通して昔の記憶をさかのぼることで脳に刺激を与え、認知症の予防や進行抑制の効果が期待できます。懐かしい写真を見ながらご利用者様から「昔は使いよったんで」「懐かしいなあ」と様々な声が聞かれ、盛り上がっていました。
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 ご利用者様が主体的に木工や園芸に取り組まれ、普段見られない姿を見た時、活動プログラムを始めて良かったと感じました。これからも、業務改善に取り組みながら、ご利用者様との活動時間を大切にして、その時間を通して様々なことに一緒に挑戦していきたいと思います。

Report by Goto
 
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1/17 きよかわもみの木~三重東もみの木にむけて~

 昨日、豊後大野市清川町にあるきよかわもみの木へ行ってきました。大分市内と違いきよかわの朝は寒く、気温は-3℃!
 朝礼から始まり、徐々にご利用者様が到着してきました。こうざき・坂ノ市に合わせたシフト表が完成していました。以前よりも職員の動きが分かりやすくなり、また職員も自分の持ち場を把握していました。そのため、以前よりも職員の動線は短くなり、自分のシフトの仕事をそれぞれが行い、そのシフトを離れる際は、職員間の連携(声掛け)も聞かれるようになってきていました。 
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 もみの木の活き生きチャレンジや壁紙システムもすでに行えており、あとは発信の準備ができれば、大きな主軸の活動は出来てきます。作業療法士が3名いることもあり、このような作業活動は積極的に行い、またそれに応えることのできるご利用者様もいらっしゃいます。 
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 今回は、職員向けの勉強会を実施する予定でしたが、スケジュールが合わなかったため、ご利用者様にも、もみの木の歴史を知ってもらおうと、ご利用者様と職員に向けて、もみの木の歴史やこれからどんなリハビリテーションを目指していくのかを説明させていただきました。数名のご利用者様がお話に来てくれたり、新しいリハビリ機器なども含め、興味を持っていただけたのではないかと思います。
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 三重東もみの木へ移転後の送迎のシュミレーションや、契約書などの書類の準備、また、現在建築している三重東もみの木の内装の打ち合わせなど準備することが多くありますが、皆で力を合わせて、暖かい春を迎えられたらと思います。
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 農園もできるため、春に向けての取り組みを開始しているご利用者様もいらっしゃいます。室内も素敵な空間になる予定です。ぜひ豊後大野地区の皆さんには楽しみにしておいてもらえたらと思います。 

Report by Kawano 


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きよかわもみの木~お正月に向けた取り組み~

 新年あけましておめでとうございます。本年もきよかわもみの木(三重東リハビリテーションセンターもみの木)をよろしくお願い致します。 

 昨年、A様とお正月について話をしていたところ、「以前、仕事をしていたころは、年末前になると会社の仲間と一緒に門松作りをしていた」と話をされていました。
 そこで新年を迎えるにあたり、作ったことのない「しめ縄作り」に挑戦してみませんか?と提案をさせて頂きました。
 はじめは「お宮のしめ縄は地区の人と数人で作ったことがあるけど、家に飾るしめ縄は作った事がないけんな」と不安な様子でした。それに加えて、手の痺れや握力の低下を感じていることで制作に消極的で、「作りきるか分からんし、一人では藁を捩じれんけんな」と話していました。そのため、他のご利用者様に声を掛けて、協力してもらえるようにすること、職員も一緒に作業をサポートすることを伝えると、「してみようかな」とお返事をいただきましたので、長期目標に「もみの木の玄関にしめ縄を飾る」を設定しました。

 最近、手の痺れや握力の低下、腰痛、膝の痛みを感じるとお話を伺っていたので、3か月間かけて握力ボールを使ったトレーニング、下肢の筋力維持・改善に取り組むことにしました。

 11月からは、しめ縄作りに取り掛かり、まずは自宅から木槌を持参され、藁たたきから始めました。
 藁を捩じりやすくするためには「藁を濡らし叩いて、すぐに捩じらんときれいにならん」と、職員に説明をしながら他のご利用者様の協力も得て作業を行いました。
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 藁を捩じる際は、1か月前に「手の痺れがあるけんな」と不安な様子でしたが握力の低下や痺れを感じさせない手捌きで、私たち職員は驚きました。

 藁の網作業では、A様が数人のご利用者様に、自ら声を掛け、協力して行いました。
 座り作業でお互いに藁を持ち、「こっちに、もっちょって。次は〇〇さんがこっちに回してと」声を掛け合い作業していました。
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ご利用者様同士、お互いの地域のしめ縄づくりを懐かしく話し、交流されていました。

 ご自宅から持参した、カボスミカンと透明な釣り糸を使い、扇は糸を両端につけ広がってきれいに見えるようにと拘り、見た目も工夫をされました。
釣り糸をしめ縄に通す際は、糸が細い事で苦戦され、「ちょっと、ここ結んで」と言い職員がサポートをしましたがその一度だけでした。
仕上げは、見本のしめ縄写真を見ながら、初めて作るとは思えないほどの藁の整え方と飾りつけでした。
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 協力してくださったご利用者様の中には、御幣の作り方を調べて作って持ってきて下さる方もいました。
その御幣を使い、完成しました。12月29日にもみの木の玄関にしめ縄を飾ることができました。


 しめ縄の位置を職員に指示し、飾ったしめ縄を見て「これでよかろう」と言い、笑顔で眺めていました。
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A様、ご協力してくださったご利用者さまのおかげで、素晴らしい新年を迎えることができました。

 はじめは、しめ縄を作ることができるか心配していたA様でしたが、積極的に準備する物を事前に職員に説明し、自主的に使う道具を自宅から持ってこられる姿や、しめ縄を作っていく中では、手作業への不安は自然となくなり、自信を持って丁寧に作ろうと意欲的に取り組まれていました。
 形が崩れないようにと、しめ縄の端と端を糸で固定し、見た目に拘る姿も見る事ができ、そういった姿からA様が電気関係の仕事をされていた時もこういった丁寧な仕事をされていたのだろうなと、ご利用者様の新たな1面を知る事ができました。

 今回のしめ縄作りという活動がA様にとって自信や意欲に繋がり、今後、地域の神社でのしめ縄作りへの再チャレンジや地域の交流参加のきっかけになる支援を今後も提案したいと思いました。

Report by Yamaguchi


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