”もみの木”の木の下で・・・

社会医療法人 関愛会 リハビリテーションセンターもみの木(通所リハビリ)のブログ! 大分県は、大分市と豊後大野市から、在宅でのリハビリテーションの現状や、もみの木での日々の活動や成果をお伝えしていきます。

栄養

<坂ノ市病院>
●坂ノ市リハビリテーションセンターもみの木 ●坂ノ市病院訪問リハビリテーション事業所 ●坂ノ市メディカルフィットネスジムABIES 
<こうざきクリニック>
●こうざきデイケア・リハビリテーションセンターもみの木 ●こうざきクリニック訪問リハビリテーション事業所
<大東よつば病院>
●大東リハビリテーションセンターもみの木
<三重東クリニック>
●三重東リハビリテーションセンターもみの木

もみの木 活き生きリハ☆チャンネル
https://www.youtube.com/@rehabilitation-mominoki

活き生きチャレンジ(2021年6月)@坂ノ市もみの木

【活き生きチャレンジ(2021年6月)@坂ノ市もみの木】

 坂ノ市もみの木の活き生きチャレンジ(2021年6月)の新規目標立案は5件、目標達成は1件でした。

達成目標:「体調を崩すことなく、もみの木を利用し皆勤賞を目指す」
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 今回の目標は去年の4月よりスタートした長期の活き生きチャレンジです。
 A様は2年前の7月より、もみの木の利用が開始されました。体調に日内変動がありグランドゴルフの参加が厳しくなってきた事や、持病の進行、体重の減少など在宅で過ごされる中で少しずつ身体に変化が見られて来たことが利用のきっかけとなりました。

 A様は健康に関して、以前からとても注意されておりリハビリにも積極的でした。利用された日に、たまたま活き生きチャレンジの表彰式があり、その場をみたA様は「いいね~表彰されることは何歳になっても嬉しいよ」と拍手されていました。この事がきっかけで「体調崩すことなく、もみの木を利用し皆勤賞を目指す」という長期戦のチャレンジが始まりました。
 まずは体調を壊さないようにする事をA様と考えました。ご本人様に食事状況を尋ねると「食事は、それなりに食べています。」との返答でした。
 私は「それなりに…」の言葉が気になり1週間の食事を携帯で写真を撮って来ていただきました。3食は確かに食されている。品数もあり、野菜類もしっかりと摂取されている割には摂取量が少ない事や昼は必ず同じ菓子パンを食されている事に気づきました。
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 同じ食事量でたんぱく質がしっかり摂取でき、尚且つ食事を楽しみながら簡単に調理できるものがないか管理栄養士に相談した結果、牛乳を飲む事や卵焼きにチーズを加えてみるという簡単な一工夫を教わり、A様に提案しました。

 実施して2週間目からリハビリの成果もあり歩行が安定し、体調管理もしっかり把握できるようになり、1番の驚きは体重が徐々に増加されていることでした。
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 皆勤賞を目指すためには、もみの木へ来てリハビリをただ行うだけではなく、楽しみを見つけて取り組んで欲しいと思い、運動の合間や自席にいる時間に熱中症対策の資料をお渡し、ホール内で行われる管理栄養士による『活き生き教室』の参加のお声掛けをし、ご利用日には最近の様子を含めて会話をするように心がけました。
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 また老人大学に参加されている知人の方が別の曜日にご利用されている事が分かり、写真をお互い取ってエール交換を行う事で笑顔や会話が増えました。
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 そんなこんなで11か月目に突入しあと1ヶ月のところで圧迫骨折をされ入院となりました…。退院後、ご利用を再開されてからの一言目が「ダメだったね…」と残念がっていた為、このままでは意欲低下につながると思い、職員間の中間報告の際に、入院した日数分の延長を提案しました。ご本人様も、職員も気持ちを共有し今回の目標達成に至っています。
 入院されて体力低下や体重減少もありますが、今回の達成がご本人様も、自信となり既に次の目標に向かって取り組まれています。

 運動だけが健康づくりではなく、多職種の意見を聴いたり日常の関わりからご本人様の意欲が持てるような取り組みをホールで提供する事により、健康維持が出来ていくと思います。
 介護職として出来るサポートをこれからも続けて皆様に活き生きとして頂けたらと思います。

 A様、諦めず長期戦の目標達成お疲れ様でした。

Report by Oishi

『活き生きチャレンジ@坂ノ市もみの木』
【2021年度】
4月:新規目標立案:0件、目標達成:1件
5月:新規目標立案:3件、目標達成:1件
6月:新規目標立案:5件、目標達成:1件
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第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会にて管理栄養士が発表!

 第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会(2017岡山)にて、坂ノ市病院の廣瀬管理栄養士が発表をしてきました。
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 平成27年度から取り組んできた在宅での管理栄養士の取り組みを発表。なかなか在宅に出る機会が少ない管理栄養士ですが、坂ノ市病院在宅栄養室では、現場に足を運び、在宅での栄養指導に取り組んできました。先日、関愛会在宅リハビリテーション勉強会でも、お話をしていただきました。
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 全国的にも、管理栄養士の在宅での取り組みは少ないため、発表後は会場から質問が集中するほどだったようです。
JSPEN抄録


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 今後もリハビリテーションチームの一員として管理栄養士は必要不可欠な存在です。これからもしっかりと「生きることは食べること」というフレーズを肝に銘じて、現場でリハビリテーションを展開していければと思います。

多職種を知る大切さ!

本日、坂ノ市もみの木に、佐伯にある鶴岡クリニック歯科口腔外科の森崎重規先生と大分岡病院の管理栄養士 長尾智己さんが訪れてくれました。
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坂ノ市病院の廣瀬明子管理栄養士の訪問栄養指導の取り組みを見学されたようで、寄っていただきました。ありがとうございました!

在宅における生活視点…幅広く限りないものでありますが、気づきが大切であり、各専門職へいかにして繋ぐのか?

そのためには、他職種の強みを知ることも必要になります。理学療法士として、歯科医師や管理栄養士と話せる機会はありがたく思います。

連携を強めるためのキーワードは、多職種ごちゃ混ぜ!(^-^)

Report by Kawano

「高齢者の食事について」講演してきました!

坂ノ市クリニック在宅栄養室からの報告です。

先日、「医療法人鶴友会 ホームヘルパーステーションこが様の職員研修会」に講師として、坂ノ市クリニック管理栄養士の廣瀬明子が行って参りました。
(会場:老人保健施設メディトピアこが1階ホール)
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講演内容は、「高齢者の食事について」です。
約40名のヘルパーさんの参加がありました。しっかりメモをとられたり、質問も活発で、熱心さが伝わってきました。
ヘルパーさんたちが実際に直面する高齢者の食事について、疑問に思うこと、知っておいてもらいたいことなどを幾つかあげて説明していきました。
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まず総論として、「高齢者の栄養の特徴」をおはなしし、続いて「糖尿病食について」「カリウム制限のポイント」「栄養補助食品の活用」「食事中の姿勢」「水分のとろみ濃度」という内容に絞りました。
講演の後は、実際に3種類のとろみ濃度のお茶を試飲していただきました。とろみは実際につけたことがあっても、飲んだことはないという人がほとんど。良い機会だったと思います。実に反響が良かったです。
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現在、取り組んでいる「在宅訪問栄養食事指導」についても紹介し、「食事について何か困ったことがあったら、いつでもご連絡いただきたい‼」とお伝えすると、ホームヘルパーステーションの管理者様より、「今までこのような環境がなかったので心強いです。有り難く思います。何かあれば遠慮なく相談させていただきます。」とコメントいただきました。
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関愛会が全力で地域を支えていきたいと思います!
地域で頼りにしてもらえる存在(管理栄養士)を目指せればと思います。

Report by Hirose

第一回在宅リハビリテーション勉強会 開催

本日は、関愛会在宅リハビリテーション室主催の在宅リハビリテーション勉強会を初めて開催しました。
第一回は、リハ栄養フォーラム2015in岡山に参加したことを踏まえて「リハ栄養について」理学療法士、言語聴覚士、管理栄養士が話をさせていただきました。
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36名の参加者がおり、他の事業所からも、13名のケアマネージャー、管理栄養士などの職種が参加していただけました。ありがとうございます。
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今回、理学療法士からは、低栄養を引き起こしているダイエット病棟の話や低栄養の状況によって、運動負荷を調整する必要性があることなどをお伝えしました。
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言語聴覚士からは、サルコペニアと口腔機能の関係性や、口腔機能の改善が栄養改善にも繋がること、簡単にスクリーニングできるEAT-10などの話をさせていただきました。
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管理栄養士からは、具体的に運動直後(30分以内)に栄養補給が有効であることや、株式会社クリニコ様から協賛していただいた、リハたいむゼリーを実際に試飲してもらいました。また、実際に現在、在宅で取り組んでいる効果のあった事例などをお伝えしました。
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アンケート結果からも、口腔機能や栄養管理の大切さのご理解をしていただけ、またどのように依頼すれば良いのかなど、ケアマネージャーさんも担当しているご利用者様のことが頭に浮かぶこともあったようです。

事業所の隔たりなく、地域にいる方々の変化に早期に気づき、必要な時期に必要な介入をする事で、救うことができることもあり得ることをお伝えしました。

不定期ながらも、この在宅リハビリテーション勉強会を少しづつ行っていきたいと思います。

三位一体(リハビリ×栄養×口腔)の成果をお伝えできるよう、日々の業務に取り組んでいきたいと思います。

あきらめなければ変われる!
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